フルニル(プロザック・ジェネリック)20mg 10錠【抗うつ剤】
フルニル(プロザック・ジェネリック)20mg 10錠【抗うつ剤】
基本情報
プロダクト名
FLUNIL 20mg 10 Cap
有効成分
Fluoxetine(塩酸フルオキセチン)20mg
内容量
10 錠
ブランド
インタスファーマ(Intas Pharma)
形状
Capsule
このお薬に関する情報
フルニル(プロザック・ジェネリック)20mg 10錠は【うつ病】に効果のあるお薬です。通常、1日20mgを朝1回服用。重度の場合は最大60mgまで。
この医薬品について
特徴
フルニルは、SSRIの抗うつ剤でインタスファーマ社が開発した、ブロザックのジェネリック医薬品です。
ブロザックよりもリーズナブルな価格で購入できて、ブロザックと同様の効果を得ることができます。
うつ病やあがり症、パニック障害、社会不安障害、月経前症候群などの治療に用いられます。
塩酸フルオキセチンという成分が主成分で、気分を明るくし、積極性や向上心などが出て、明るい性格になる効果を得ることができます。
また、比較的即効性があり、一時的な緊張やパニック状態などを抑えるために頓服的に使用することもできます。
SSRI抗うつ薬特有の依存症にもなりづらいという特性もあり、最近は広く治療に使用されるようになってきています。
効果
フルニルの主成分である塩酸フルオキセチンは、SSRIと呼ばれる、選択的セロトニン再取り込み阻害剤です。
うつ病ではセロトニンと呼ばれる脳内の神経伝達物質の働きが弱ってしまっています。
セロトニンは幸福ホルモンとも呼ばれ、心の安定や安らぎをもたらせ、心のバランスを保つ役割を担っています。
セロトニンが不足してしまうと心のバランスが取れなくなり、不安感や悲観的な気分、眠れない、イライラしてしまいやすくなるなどの症状が現れます。
塩酸フルオキセチンは、不足したセロトニンの働きを強めることで、心のバランスを保つことができるようになり、不安感や悲観的などの感情が前向きになり、うつ症状が改善されます。
使用方法
フルニルは毎朝1日1錠から2錠を水にて服用します。
体への薬の成分の吸収を高めるためにぬるま湯にて服用するのも効果的といわれています。
服用開始時は少量から始める必要があり、10mgから開始します。
症状に合わせて服用量は調整が行われますが、一日に服用できる限度量は20mgとされています。
飲み忘れてしまった場合は、その日は飲まずに次の日から定期的に服用する必要があります。
その他
主成分である塩酸フルオキセチンは、うつ病や不安障害の他、パニック障害、強迫性障害、外傷後ストレス障害の治療薬としても用いられています。
服用ができない方
- フルニルの服用で過去に過敏症の既往歴のある方
- MAO阻害剤を服用している方
- ピモジドを服用している方
- 24歳未満の方
※服用の際は、医師の指示に従ってください。
副作用について
主な副作用
主な副作用は、睡眠障害、頭痛、動悸、便秘、発疹、倦怠感などがあげられます。
重篤な症状
重篤な副作用として、アナフィラキシーショック、セロトニン症候群などの症状が現れる場合があります。
万が一、これらの症状が表れた場合は直ちに服用を中止し、医師の診察を受けてください。
※アナフィラキシーショックとは?
アナフィラキシーショックはI型アレルギー反応の1つであり、全身にあらゆる症状が発現します。
90%は皮膚症状にあり、粘膜、呼吸器、消化器に症状が現れる傾向があります。
症状には軽症、中等症、重症と3段階あり、特に重症の場合、意識がなくなる場合もありますので、少しでも異常を感じた場合は直ちに医師の診察を受けてください。
※セロトニン症候群とは?
セロトニン症候群は、抗うつ薬などを服用中に脳内のセロトニン濃度が過剰になってしまうことによって起こる副作用です。
主な症状は、体温の上昇、心拍数の増加、振戦、筋強剛、混乱、錯覚などです。
セロトニン症候群は、悪性症候群(NMS)にくらべ、副作用の発現が速いので、これらの症状や以上を感じた場合は直ちに医師の診察を受けてください。
併用禁止について
併用禁忌
併用禁忌薬は、フルニルと相性が悪く一緒に飲み合せすることができないお薬です。
- MAO阻害剤
セロトニン症候群があらわれることがあります。 - ピモジド、チオリダジン
QT延長,心室性不整脈などの心血管系の副作用が発現するおそれがあります。
併用注意
併用注意薬は、フルニルと併用して服用するにあたり注意が必要なお薬です。
- セロトニン作用を有する薬剤、トラマドール塩酸塩、リネゾリド、選択的セロトニン再取り込み阻害剤など
セロトニン症候群などの、セロトニン作用による症状があらわれるおそれがあります。 - 三環系抗うつ剤、イミプラミン塩酸塩、リスペリドンなど
これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがあります。 - 止血を妨害する薬物、アスピリン、ワルファリン
出血反応のリスクを増加させる可能性があります。
メーカーについて
インタス・ファーマシューティカルズ(Intas Pharmaceuticals Ltd)は2006年に設立し、インドに本社を構える製造会社です。
インド国内で12位にランクインしている巨大製薬会社です。
国内市場では、5%以上のシェアを持っています。インドに限らず、北米、ヨーロッパ、中南米をはじめとするオーストラリアやアジアなどでも流通しているグローバルな製薬会社です。
製薬工場は本拠地のインドはもちろん、それ以外にも世界10ヶ国に所有し、それぞれの国の厚生労働省にあたる機関から承認をうけています。
主に腎臓、消火器、泌尿器、整形外科、心臓病、糖尿病などに用いられる医薬品を製造販売しています。
アメリカの工場では、抗がん剤、脂質低下剤など36以上の薬においてアメリカ食品医薬局にジェネリック承認されています。
口コミ・評価
DAN
フルニル相性がいいのか副作用が出にくくて飲んでもあまり吐き気がしないです。たまに気持ち悪くなることはありますが、動けないほどじゃないし、他の薬に比べたらだいぶましです。
効果もなかなか良い感じだと思います。フルニルが効き始めてから気持ちの浮き沈みもだんだんフラットになってきて、少し家族や友人との会話もできるようになってきました。
ゆっくりだけど回復に向かってる気がします。
(2022-05-11)
月はどっちに出ている
ジェネリックなのでやっぱ安いですね。経済的に、あまり自分の薬代にお金を使いたくないので助かっています。
はじめて購入するとき多少なりとも先発薬がいいか迷いましたが、ジェネリックでも実際に効果はあるし満足しています。
いつか近くの薬局とかで買えるようになれば精神的にはもっと安心できるんですが…。まだまだ無理そうですね。少なくとも通販購入できるのでよかったです。
(2022-05-01)
MIROKU
今まで飲んできた薬よりも私にはフルニルがとても合っていました。私的には一番オススメのSSRIですね。
でも日本では承認されていない薬なのでとても残念。通販で買えるのは有難いです。
(2022-03-15)
R
フルニルはすごく身体に合っています。日本ではもう承認される見込みがないかもしれないという記事を読んで残念に思っていたんですが、こちらで販売しているのを見つけてビックリしました。ネットで買えてしまうんですね。フルニルはすごいといろいろな人から聞いていました。選び方はそれぞれですが私はフルニルを選んで良かったと思っていますよ。
(2022-01-21)