クレサー(ミカルディス・ジェネリック)40mg 30錠「利尿剤・高血圧・糖尿病」
クレサー(ミカルディス・ジェネリック)40mg 30錠「利尿剤・高血圧・糖尿病」
基本情報
プロダクト名
Cresar 40mg 30 Tab
有効成分
Telmisertan(テルミサルタン)40mg
内容量
30錠
ブランド
シプラ(Cipla Limited)
形状
tablet
このお薬に関する情報
クレサー40mg 30錠は【高血圧】に効果のあるお薬です。(40mg)を1日1回服用します。開始容量は(20mg)とし、医師の判断で症状と身体の状態に応じて(80mg)まで増量されます。
この医薬品について
特徴
クレサー(cresar)はミカルディスのジェネリック医薬品で高血圧症の治療薬として利用されています。
有効成分はテルミサルタンという成分で体内の血圧をあげるアンジオテンシンという物質を抑える効果があり、その作用が血管を拡張させて血液中の水分などが調整されて血圧を下げることが出来ます。
有効成分のテルミサルタンは20時間から24時間程度の半減期が特徴で、AT1受容体との乖離が緩やかに行われることから、クレサーの効果は1回の服用で24時間継続できます。
丸一日かけて効果が表れるクレサーは副作用が少なく、特に早期の高血圧による心臓病や腎臓病などの心疾患や循環器系の疾患予防に適している治療薬です。
持続性が高いので服用が1日に1回で済むなど、服用のメリットも多いのが特徴です。
1日中安定した効き目が得られることや副作用などのリスクが少ないこと、高血圧症の治療だけでなく心疾患などの予防にも利用されることから医療機関でも多く使われている医薬品です。
効果
有効成分として配合されているテルミサルタンには、血圧を上げる「アンジオテンシンⅡ」という体内物質を抑える効果があります。
これにより、体の血管が広がり、水分や電解質が調整されて血圧を下げることができます。
この血圧を上昇させる体内物質を抑えることによって、降圧作用を示し、高血圧を改善させます。
血圧を下げる作用だけでなく、心臓や腎臓の負担を軽くする効果も報告されているので、そちらの効果を目的としても医療機関で使用されてます。
使用方法
クレサーを使用する場合は1日1回を水かぬるま湯と一緒に服用します。20mgの場合は1回2錠、40mgの場合は1回1錠、80mgの場合は1回1/2錠を服用してください。
有効成分のテルミサルタンとして1回につき40mg服用する計算です。上記の服用量はあくまで一般的な服用量で、治療によっては1日に最大80mgまで服用することが出来ます。
高血圧症の症状によってクレサーの服用量を増減する場合がありますが、個人の判断で服用量の増減は行わないでください。
必ず医師や薬剤師に相談してください。服用する時間は、毎日朝食後に必ず服用してください。空腹時にクレサーを服用してしまうと、血中濃度が高くなりすぎてしまうので、必ず食後に服用してください。
その他
使用上の注意
降圧作用に基づくめまい、ふらつきがあらわれることがあるので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意してください。
本剤を含むアンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤使用中に、肝炎等の重篤な肝障害があらわれたとの報告があります。
服用中は定期的に肝機能検査を受けるなど、観察を十分に行ってください。
授乳中の方が服用する場合は、授乳しないことが望ましいとされています。
動物実験(ラット)で乳汁中への移行や、出生児の低体重及び身体発達の遅延が報告されています。
脳梗塞等が起こるおそれがあるため、高齢者では一般に過度の降圧は好ましくないとされています。
高齢者が服用する場合には、用量に注意してください。
服用ができない方
以下に該当する方は服用できません。
- 有効成分のテルミサルタンに対して過敏症の既往歴のある方
- 妊婦又は妊娠している可能性のある方
- 胆汁の分泌が極めて悪い方又は重篤な肝障害のある方
- アリスキレンフマル酸塩(ラジレス)を服用中の糖尿病の方(ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の場合を除く)
- 手術前24時間以内の方
副作用について
重大な副作用
以下の重大な副作用が生じる可能性があります。該当する症状がみられる場合は服用を中止するなど、適切な処置を行ってください。
- 血管浮腫
- 高カリウム血症
- 腎機能障害
- ショック、失神、意識消失
- 肝機能障害、黄疸
- 低血糖
- アナフィラキシー
- 間質性肺炎
- 横紋筋融解症
- 頻度の高い副作用
次の副作用が0.5~5%未満の頻度で生じる可能性があります。症状が重篤な場合には服用を中止し、医師に相談してください。
- めまい、頭痛、眠気、頭のぼんやり感
- 白血球減少
- ほてり、心悸亢進
- 腹痛、下痢、嘔気
- AST、ALT、Al-P、LDH上昇等の肝機能異常
- 咳
- 血清クレアチニン上昇、血中尿酸値上昇
- 血清カリウム上昇
- 耳鳴、倦怠感、CRP陽性、CK上昇
併用禁止について
併用禁忌薬や持病の症状によってはクレサーの服用が出来ない場合があるので、必ず服用前に医師や薬剤師の指示を受けてください。
メーカーについて
シプラ(CIPLA Limited)はインドのムンバイに本社を置き、インド国内ではジェネリック医薬品の筆頭として、国外では発展途上国のHIV陽性患者へ向けた低コスト治療薬の製造会社として知られています。
取り扱い薬品は一般医薬品、抗生物質、抗癌剤、抗エイズ薬、糖尿病薬や関節炎薬、心疾患薬、喘息薬や動物用ヘルスケア用品など多岐に渡り、北米や南米、アジアやヨーロッパなど世界150カ国に輸出しています。
更には世界10カ国に製薬施設を保有しており、その全ての国で許認可機関として承認されています。
特にHIV対抗薬には大変注目されており、シプラ社のジェネリックであれば安価での購入が可能なため、国境なき医師団等の団体からも強く後押しされている製薬会社となります。
会社の規模、活動実績から鑑みても、信頼度は極めて高い製薬会社であると言えるのではないでしょうか。
口コミ・評価
でぃどりぃむ
血圧が高いので塩分制限やダイエット、運動療法など色んなことをしていますがなかなか下がらずにいたのですが、以前飲んでいたミカルディスのジェネリックを見つけたので購入しました。
ED治療薬を服用したいので、まずは血圧を下げなくてはいけないんです。
今の彼女は優しく待ってくれていますので、早く血圧を正常値に戻してゴルフ旅行に行きたいです。
(2022-04-15)
欲望ふぁいたぁ
月に2回も朝から昼過ぎまで病院にいるのが嫌だという父の為に、普段処方されているミカルディスのジェネリックを購入しました。
血圧が高いのに待ち時間でイライラしてしまうとまた血圧が上がるので。
病院と同じ40mgなので飲み方も変わらず血圧も130程度で落ち着いているようなので、異常が起きない限りはこのままクレサーを飲んでいてもらおうと思っています。
(2022-02-03)